大人の吃音はどう接すればいいのか?
職場に吃音者がいると困ることがありますよね。
例えば、用件を伝えても返事がなかったり、
なかなか喋ってくれない場合など。
こんな時は、仕事もはかどりません。
そこで、ここでは・・・
大人の吃音者にはどのように接すればいいのか?
これをテーマにお伝えしたいと思います。
会社で同じような悩みを持つ方は、ぜひ参考にしてみてください。
吃音がある人の対応について!
先ず、予備知識ですが、吃音には、3種類の症状があります・
簡単には説明すると以下のようなものです。
連続性⇒「あああああありがとう」
伸発性⇒「あーりがとう」
難発性⇒「・・・・ありがとう」
そして、特に困るのは、伸発性や難発性の吃音です。
この症状は、一見するとふざけて喋っているようにも感じますからね。
では、吃音がある人にはどう接すればいいのか?
具体的には・・・
・わざと喋っているわけではない事を理解してあげる
・緊張すると吃音がでる事を理解してあげる
・重度の吃音者には「yes」か「no」で合図を決めること
・暖かく見守ること
これらが大事です。
わざと喋っているわけではない事を理解してあげる
どもったり、喋り方がおかしいとしても、本人はわざとではありません。
本来であれば、どもらずにしっかり喋りたいんですね。
ですが、それができないので悩んでいるのも事実。
どんなに吃音が出たとしても同じ人間です。
なので、喋り方だけで人を評価してはいけません。
緊張すると吃音がでる事を理解してあげる
吃音の主な原因には、緊張が挙げられます。
ですので、安心して話ができる雰囲気を作ることが大事です。
つまり、緊張させないようにするのがポイントということ!
重度の吃音者には「yes」か「no」で合図を決めること
仕事では、急ぐことはよくありますよね。
返事を聞きたいのにもたもたしていては、仕事に支障がでることもあるでしょう。
そんな場合に備えて、あらかじめ「yes」か「no」を合図を決めるといいです。
そうすれば、言葉を発さなくてもいいわけですからね。
暖かく見守ること
吃音がある人は、コミュニケーション不足になりやすいです。
また、上手に伝えることが難しいので失敗することもあります。
ですが、慣れの部分もあるので、温かく見守ることが大事!
コミュニケーションが取れるようになると、普通の人よりも仕事をしてくれます。
社員を上手に育てることができるか?
これは、上司や同僚の対応次第ということを覚えておきましょう。
・・・・
このようなことを実践してください。
そうすれば、吃音者もきっと立派な社会人になってくれるはずです。