大人の吃音では、ゆっくり喋るのが良いと言われます。
喋り方をゆっくりにするだけで、どもりが減るならいいですよね。
ただ、吃音の症状には、連続性の他にも、伸発や難発があります。
連続性 「あ・あ・あ・あ・あがとう」
伸発性 「あーりがとう」
難発性 「・・・・・ありがとう」
このような症状です。
早口で喋る方の吃音は、連続性が多いので、
その他の伸発や難発には効果が見込めません。
もし、あなたが連続性吃音で
「あ・あ・あ・あ・あがとう」
このように発音するなら、ゆっくり話すようにしてみてください。
ゆっくり喋るためには?
ゆっくり喋るコツとしては・・・
・緊張を和らげること
・話すことを頭で考えてから声に出す
この2つを実践したり、意識するといいです。
緊張を和らげること
緊張すると焦ってしまい、早口になる傾向にあります。
ですので、緊張をほぐすこともゆっくり喋ることに繋がります。
この場合、深呼吸や簡単なストレッチを行いましょう。
話すことを頭で考えてから声に出す
吃音が出る人の特徴には、いきなり喋ってどもるというのがあります。
自分の頭では理解しているけど、いざ喋ると吃音になる。
こんなタイプの人もいるんですね。
なので、話すことを頭で考えてから声に出すようにしてください。
連発性の吃音がある方は、ゆっくり話ことを意識しましょう。
ちなみに・・・
子供がどもると親は心配になりますよね。
しかし、大抵は、自然に改善することが多いです。
なので、そんなに心配しなくても大丈夫。
すごく慌てているなら、「ゆっくり」「落ち着いて」と声をかけましょう。
あと、子供に「どもりは自然に治るよ」と伝えるのもいいと思います。
親が心配し過ぎると子供に悪い影響を与えるので注意してください。